ROTARY-CLUB | ロータリークラブについて


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シカゴの弁護士ポール・ハリスは3人の仲間と共に1905年にロータリークラブを設立しました。当時のシカゴは急激な経済発展の陰で職業倫理等が欠如し、殺伐とした社会になっていたそうです。クラブ設立の趣旨は会員間での公正なビジネスと、信頼のおける人間関係の構築にありました。

 

 クラブ設立から110年以上が経ち、ロータリークラブは世界中に拡がり、会員は世界約200カ国120万人以上へと発展しました。現在のロータリークラブの活動に、ポリオ(急性灰白髄炎・小児麻痺)の撲滅運動があります。ポリオに罹患していたとも言われるフランクリン・ルーズベルト大統領は、ポリオ対策を国家レベルで推し進めました。日本でもワクチン投入前の1960年に患者数が5000人を越えており、翌年のワクチン投入で急速に終息したという歴史があります。2007年からロータリー財団はゲイツ財団とパートナーシップ関係となり、ポリオ撲滅のための国際支援を続けています。

 このようなロータリークラブの国際奉仕活動を支えている根幹が職業奉仕の理念です。例えばポリオを例にとりますと、ポリオの撲滅には医師はもちろん、ワクチンの開発やその輸送、そして資金の調達などが必要となります。それには個々の分野の専門職が欠かせないのと同時に高い職業倫理も必要となります。そういった人達の集まりがまさにロータリークラブであるという事です。

 トーマス・エジソン、レーニエ3世(モナコ大公)、J.F.ケネディ、ウォルト・ディズニー、マーガレット・サッチャー、ジャン・シベリウス、ウィンストン・チャーチル、清家清、松下幸之助などの歴史的な偉人達は皆ロータリークラブの会員でした。様々な職業の専門知識を活かし、社会に貢献する事がロータリークラブの目的です。そのために例会という形で毎週会員が集まり、地域や業界の情報交換を行い、互いの知識や経験を積極的に共有出来るようになっています。